こんにちは、アレクサンダーテクニーク教師の土橋健一です。

今回は肩こり解消に役立つ腕の話をお伝えします。

腕の重さをどこで支える?

皆さんは腕の重さがどれくらいあるかご存知ですか?

どこからを腕と考えるかで重さは変わってくるわけですが、上腕・前腕・手を腕とすると、片腕で体の重さの6%くらいになるそうです。

体重50kgの人だと約3kgくらいですね。

これが両腕で6kg。

さらに鎖骨、肩甲骨まで腕だと考えると、もっと重くなります。

まあ、なかなか重いわけです。

ではこのなかなか重い腕をどこで支えるのか?

少し考えてみて下さい。

あなたはどこで支えていると思いますか?

結論から言うと、腕の重さを支える中心は胸骨(肋骨の前側の真ん中の骨)になります。

つい先日、鍋やらお皿が入ったなかなか重いカゴを両手に一つずつ持って運んでいました。

小指側から持って、肘をコントロールして軸に重さを伝えてとか色々、意識しながら運んでいたんですが、3分ぐらいで肩に負担がかかってきて限界にきました!

この肩にかかっている重さをどうすれば良いか?

と思ったときに、胸骨を思い出しました。

そうすると、肩の力が抜けよりカゴの重さを身体の軸で支えられるようになりました。

胸骨
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Wikipediaより

上の図の赤い部分が胸骨です。

胸骨の上端と鎖骨のつけ根(体の真ん中の方)のところで腕の骨格の中で唯一、軸の骨格(肋骨)と接しています。

※腕の骨格:鎖骨・肩甲骨・上腕骨・肩甲骨
※軸の骨格:頭・背骨・肋骨・骨盤

腕の骨格で他に軸の骨格と接している部分はありません。

つまり胸骨が腕の重さを支える(軸に伝える)中心になるのです。

このとき腕の重さを胸骨のところで支えると意識するだけでも腕は楽になるはずです。

腕は翼のように!

さらに腕を楽に自由に使う為のコツをお伝えします。

肩こりの改善や、パフォーマンス時に自由に腕を使う際に役立つとお思います。

僕のレッスンでは、「考えたとおりにカラダは動くんですよ。」ということをお伝えしています。

無意識であれ、意識的であれ自分が何かを考えると、脳からカラダに指令が出てカラダが動くということです。

ここで、肩こりの「肩」について考えてみたいと思います。

肩とはいったいどの部分を肩というのでしょうか?

多くの人は、だいたい、首の付け根のあたりから左右の肩口のあたりをイメージするのではないでしょうか?

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wikipediaより

上は、僧帽筋という筋肉の画像です。

いわゆる肩コリ筋と言われている筋肉ですね。

では、この僧帽筋がどの骨についているのかというのを見てみると、「頭と背骨(首)」そして「鎖骨と肩甲骨」です。

骨格的にみると、頭と背骨は軸骨格、鎖骨と肩甲骨は腕骨格です。

肩とは軸骨格と腕骨格の間にある部分、この肩こり筋があるあたりをなんとなく肩と呼んでいるんです。

何が言いたいかというと、骨格的にみると、肩というのは存在しないということすね。

軸があり、腕がある。それだけなんです。

ここで最初にお話した「考えたとおりにカラダは動く」というところに戻ります。

肩があると思っていると、そこに何かが存在し始めます。(肩コリとか)

肩がないと思っていると、そこには何も存在しません。

ただ軸があり、腕の自由な動きがあるだけです。

ここで提案があります。

今から、肩のことはもう忘れて下さい!

変わりに考えてほしいことは、軸(頭、背骨、肋骨、骨盤)があり、中心から左右に向かって二つの翼が生えていると思うことです。

先に腕の支えの中心は胸骨です。とお伝えしました。

胸骨は上端で、鎖骨と関節をつくっています。

腕骨格は、この胸骨の上端から左右の鎖骨、肩甲骨、上腕骨、前腕、手と拡がっていきます。

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wikipediaより

上の図のオレンジ部分です。

両腕を拡げてこの腕全体で、指先からリードしていって、上腕、前腕、鎖骨、肩甲骨と全部が動くように羽ばたいてみてください。とべはしませんが(笑)

腕は翼のように、是非意識してみてくださいね。

アレクサンダーテクニーク京都・大阪・名古屋
講師 土橋健一
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