こんにちは、土橋です。

今回は友人の治療家Kさんから聞いた深イイ話をご紹介します。

Kさんが、柔道整復師になる為の学校に通っていた頃の話です。

ある時Kさんは、バイク事故で手首を大ケガして手術をされたそうです。

手術は無事成功したそうなのですが、術後しびれが残り、手も自由に動きません。

Kさんはこのまましびれも取れず手が使えないんじゃないかと不安に感じていました。

そこで、執刀医の先生に相談したところ、「手術は成功している。靭帯もしっかりつながっているし、後はあなたの問題だ」と言われたそうです。

でも、しびれは残っているし、今後治療家としてやっていくのに片手が使えないのは致命的です。

不安に思ったKさんは、院でも信頼の厚かったリハビリ科のA先生のところに相談に行きました。

「確かに手術は成功した。でも君にとって、手が自由に使えないようでは、治ったとは言えない。君の手がもう一度自由に使えるようになるまで、責任持って面倒見るよ。一緒に頑張ろう!」

「治療家にとって手が自由に使えることはとても大切なことだ。でも手を使わずに治療をする治療家も沢山いるんだよ。手を使わずに治療するのはなかなか難しい技術だ。そしてそんな技術を持っている治療家は腕の良い人が多い。僕の見たところ、君ならきっとその技術をマスターできるはずだ。大丈夫だ。僕が保証する。」

そう言われたKさんは安心してとても心強く思ったそうです。

そして、翌朝起きてみると、手はしびれもなく自由に動くようになっていたんです!

すごい先生ですね!

この話を僕なりに解説したいと思います。



1、共感する

「確かに手術は成功した。でも君にとって、手首が使えないようでは、治ったとは言えない。君の手がもう一度自由に使えるようになるまで、責任持って面倒見るよ。一緒に頑張ろう。」

まずA先生は、Kさんの手が治っていない。将来治療家の仕事ができるか不安だという気持ちと共感して、Kさんの気持ちをしっかりつかんでいます。



2、選択肢を与える

その上で、「手が使えなかったら、この先治療家の仕事ができない。どうしよう。」と固まってしまっているKさんの思考に、「手が使えなくても治療の仕事はできるんだよ。」という別の選択肢があることを提示しています。そうすることでKさんの思考は解放され自由になっています。



3、自信を与える

最後に、「君ならできる!」とKさんに信頼を示すことで、自信を与えています。

こういう流れでKさんの心理的な不安が解消され、思考が自由になったことで、手の問題も解決したんじゃないかと思います。

いやーすばらしい先生ですね。

僕も生徒さんに寄り添いながら、選択肢を増やすのを手伝ってあげる、そんな先生になれるよう精進したいと思います!



muryoutaiken


アレクサンダーテクニーク京都 
講師 土橋健一
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