先日、トランペットを演奏している生徒さんからこんな質問を頂きました。
「演奏の前にやると良いエクササイズって何かありますか?」
そこで今回は多くの管楽器を演奏される方や歌う方にとって役立つエクササイズをご紹介したいと思います。
歌や管楽器の演奏で体の使い方の観点からポイントになることの一つは、
「息の流れに注意を向ける」
ことです。
今回は、この「息の流れに注意を向ける」為の簡単なエクササイズを紹介します。
やり方はとっても簡単!
①両腕バンザイしながら息を吐きます。
②両腕を下しながら息を吸います。
これだけです!
①でバンザイをしながら息を吐く時、息が上に向かって上がっていくことを実感できると思います。
この時の上とは、上顎(軟口蓋)のところです。

舌で上顎の奥の方にある柔らかい部分(軟口蓋)を舐めてみて、この高さまで息を吐くと言うイメージを持って息を吐いてみてください。
そしてこのイメージを持ちながら歌ったり楽器を演奏してみて下さい。
いつもより楽に音が出しやすくなったり、楽に大きな音が出ると思います。
このエクササイズをした後、音が出しやすくなった人は、ふだん無意識に息が上向きに流れていくことを邪魔をしている可能性があります。
でも、息を吐くときは肺の中にある空気が口から出てくるわけなので、当然息は上に向かって移動するわけです。
これが吐くときの実際の息の流れの方向です。
カラダ本来のしくみと自分の行うことのイメージが一致すると、動きは楽で効率的になります。
このエクササイズを行って、
歌う方、管楽器を演奏される方は、
「息を上(軟口蓋)に向かって吐く」
ということを是非積極的にイメージしてみて下さい♪
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