ライブを見に来た友人から「今日はどうしたの?というくらい良かった」と言ってもらえた。



ボーカリスト 甚四郎さん

◯レッスンを受ける前の悩み

もともと緊張しやすくて、人前で歌うときにどうにか楽に歌えるようになりたいと思っていました。また周りの人からもアレクサンダーテクニークの話を聞いていたので興味を持っていました。

◯レッスンを受けた後

ライブで歌うとき、歌い出しの瞬間が一番緊張するのですが、レッスンを受けた後のライブではスムーズに声が出すことが出来ました。そしてその感じで最後まで歌い続けることが出来ました。いつもライブを見に来てくれていた何人かの友人からも、「今日はどうしたの?というくらい良かった」と言ってもらえました。

◯ボーカルレッスンとアレクサンダーテクニークの違い

ボーカルレッスンでは、発音の仕方や母音をはっきり意識するなどテクニック的な部分を学べました。一方アレクサンダーのレッスンでは、人前で歌うという緊張する場面での実践的な体の使い方や意識の持ち方を学べ楽に声を出すのに役立ちました。

◯オススメする人

パフォーマンスをする人。緊張しやすい人や、日常生活の中で話すときに構えてしまう人。


歌う方へ身体を思い通りに動かして演奏する為に、レッスンでお伝えしている概要をまとめました。

1、軸のバランスが音に影響する。

体を支えてくれる中心は骨格です。
骨格は、軸骨格、腕骨格、脚骨格の3つに分けられます。
その中でも軸骨格(頭・背骨・肋骨・骨盤)のバランスはダイレクトに息の出し入れに影響します。
軸骨格のバランスが上手くとれていないと気道を圧迫して息の流れの邪魔をするからです。
レッスンの最初の段階では、はじめに軸骨格をマッピングして、バランスの良い支えを体感します。
(※マッピングとは、脳の中にある身体を認識している地図のことです。身体はこの脳内地図の情報を元に動きます。)

2、息の通り道と息の方向

息の流れる方向は、当然ですが上方向です。肺から気道を通り上顎の軟口蓋に当たって口から出て行きます。
この息の方向を頭では理解していても、体で実行できていないことが多いです。
また、体のどこに背骨の支えがあり、食道があり、気道があるのかというマッピングに誤解があると息の流れが制限されます。息がスムーズに流れる為には息の通り道と流れる方向のマッピングを明確にすることが大切になります。

参考

【動画】歌うときにお腹から声を出す方法

「お腹に力を入れて声を出す」と「声を出すとお腹に力が入る」の大きな違い

〜管楽器を演奏する方にオススメのエクササイズ〜息の流れを意識しよう♪

「お腹に力を入れて吐く」の誤解〜息の通り道と流れを知ろう!〜

3、呼吸の仕組み

呼吸は全身運動です。
肋骨を動かす筋肉を始め、脚の筋肉、首の筋肉、腕の筋肉など全身の筋肉が呼吸に直接的・間接的に影響します。
なので体がバランスよく使えるようになると自然に呼吸も楽になります。
その前提の上で呼吸の仕組みを知っておくことは有効です。
胸式呼吸と腹式呼吸の考え方、誤解しやすい呼吸の基本的な仕組み、肺のマッピングをお伝します。

参考
肺の大きさがどのくらいあるか知っていますか?〜呼吸の誤解〜

いつもめいいっぱい息を吸おうとしていませんか?管楽器奏者とのレッスン

歌う方、管楽器を演奏する方へ。お腹に力を入れて吐くことの弊害

歌う方、管楽器を演奏する方にお薦めのバンザイエクササイズ〜息の流れに注意を向けよう〜

呼吸の仕組みを知ってロングトーンや高音をもっと楽に出せるようになろう!

【動画】喉に力みなく声が出せるようになる効果的な発声練習法

腹式呼吸についての一つの考え方

4、脚の支えが呼吸に影響する

大腰筋というインナーマッスルをご存知でしょうか?
この筋肉は、背骨(第12胸椎と第1~4腰椎)から始まり脚の小転子に付いている筋肉です。
また大腰筋は横隔膜と連結しています。
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つまり脚の使い方、どのようなバランスで立っているかということが呼吸と密接に関係しているということです。

脚の骨格や筋肉を体系的にお伝えし、呼吸が最大限効率的に行える立ち方をお伝えします。

 

 

 

 

 

 

参考

脚を固めて重心を下げようとしていませんか?楽に自然に地に足をつけながら発声する方法

5、腕の使い方

腕骨格(鎖骨・肩甲骨・上腕・前腕・手)は肋骨の上でバランスしているので、腕のバランスは肋骨の動き、つまり呼吸に大きく関係します。
また腕を使って歌を表現するということもあるでしょう。
そのとき腕をどのような意識で、どのような順番で動かせば歌の力をより引き出していけるのか?
軸骨格と腕骨格の関係性も含めた腕本来の使い方をお伝えします。

参考
腕は翼のように!〜肩こり解消のヒント〜

6、顎・口回りの使い方

顎の使い方や口回りのマッピングを明確にして、舌や口の動きを柔らかくする。
ささやくアーのエクササイズやロールダウンでの発声で顎の脱力をマスターする。
参考
アゴがゆるんで、舌や口回りの筋肉を柔らかく使えるエクササイズ
歌う方、管楽器奏者必見!舌を柔らかく使って息をスムーズに出そう!
無意識にアゴを固めていませんか?

7、演奏空間全体と聴衆を意識に含める

自分の身体や楽器だけでなく、空間全体、聴衆も含めその場の全ての事・出来事を意識に含めます。
そうする事で今・ここにいるという感覚が生まれ、その場のエネルギーを演奏のパフォーマンスに活かすことができます。
それが同時に緊張対策にもなります。

参考
聴衆の心に響く声の出し方〜体の使い方の観点から〜

8、望みを明確にする

自分はどんなことを表現したいのか?聴衆に音楽を聴いてどうなってもらいたいか?
その場にいる望み・目的を明確にします。目的を明確にすることで身体もその目的に向かって動きやすくなります。
これも強力な緊張対策になります。

9、想いが歌を創る。

アレクサンダー氏は、人間には元々、プライマリーコントロール(初源的協調作用)が働いていると言いました。
身体が自然に体の状態をよりバランスのとれた状態に調整して行く作用です。
私たちが余分な緊張をしなければ、この力は絶えず身体全体に作用し続けています。
この力の作用を認識し、身体の芯から生まれるこの力の流れに乗ることで、想いと身体が完全に一致しながら歌えるようになります。

体験談
発声時に何か問題が起こっていても、自分自身で解決できるようになりました。



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