歩くときにつまづいてしまう本当の原因は?アレクサンダーテクニーク教師が解説

こんにちは、アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。

「歩くときにつまづきやすい」と感じることはありませんか? その原因は、筋力の問題ではなく、実は「足の使い方」にあることが多いのです。

歩くとは「前に倒れること」

歩く動作の基本は「前に倒れること」です。 試しに、両足で立った状態から少し前に傾いてみてください。 すると、自然に足が前に出るのがわかると思います。 歩くとは、この小さな前傾を連続して行う動きなのです。

つまづきの原因は「足指が曲がらない」こと

「歩くときによくつまづくけれど、脚の筋肉を鍛えたほうがいいですか?」と聞かれることがあります。

結論から言うと、つまずきを防ぐために脚の筋肉を鍛える必要はありません。 つまずく原因は、足の指がうまく曲がっていないことが多いのです。

片足を持ち上げてみると、膝が曲がるにつれて足の指も自然に曲がることがわかります。 この動きがスムーズに行われると、「ウィンドラス機構」と呼ばれる仕組みによって足がしっかり持ち上がります。

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つまり、ほんの少し体を前に傾け、膝を曲げ、足指が曲がれば、自然と足が持ち上がり、スムーズに歩けるのです。

靴を履いていると足指の動きを忘れがち

裸足のときは足指の動きを感じやすいですが、靴を履くとその感覚を忘れがちです。 靴を履いているときこそ、足指をしっかり曲げる意識を持つことで、つまずきを防ぐことができます。

歩くとき、腕を固めていませんか?

歩く時の腕についてもお伝えしておきましょう。

歩行時に自然と腕が振れるのは、バランスを取るためです。

しかし、腕を固めてしまうとスムーズな歩行が難しくなります。

ここで質問です。

「腕の付け根はどこにあるでしょうか?」

多くの人は肩口を思い浮かべるかもしれませんが、実際には胸鎖関節(胸骨と鎖骨が交わる部分)が腕の付け根です。

歩くときには、この胸鎖関節を意識し、鎖骨や肩甲骨も含めて腕全体が自然に動くようにしましょう。

腕を楽に振ることで、脚の動きもスムーズになり、歩くのがぐっと楽になります。

ぜひ、意識して試してみてくださいね!

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