曲の出だしが安定しない。どうしたら良いの?〜トランペット奏者とのレッスン〜

こんにちは、土橋です。

トランペットを演奏している生徒さんから、こんな質問がありました。

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「吹いているうちに安定してくるのですが、曲の出だしのところがブレてしまうことが多いんです。」

そこで、曲の出だしでどんなことを考えているのか聞いてみました。

そうすると、「なんとなく良い感じで吹けている時のことを思い出そうとしています。」という答えが返ってきました。

体が実行可能な具体的で明確な意図をもとう!

確かに良い時の感じで吹きたいという気持ちは分かります。

でも、良い感じを思い出すだけでは、体が楽に自由に動いてくれるためには十分な指示ではないんです。

体は自分の思ったことを実行しようとします。

そして思ったことが具体的で明確であればあるほど体はその指示を実行しやすいんです。

この場合、良い感じで吹くための具体的な指示とは、例えば

「頭や背骨が自由に動けることを意識して楽器を構える」

「楽器を構えるために肘を曲げる」

「必要な息を楽器に送るためにマウスピースを唇にあてる」

「心の中に音楽を奏でてから演奏する」などです。

体が自由に動けるために具体的で明確な指示であればどんな言葉でも良いです。(実際の演奏ではこれらを同時に考え、体に指示を出す必要があります。)

これらを意識することで、結果として演奏する時に体に「良い感じ」がやってきます。

トランペットを構える時にこれらのことを意識してもらうと、やる必要があることがはっきりしたようで体も気持ちも落ち着いたようでした。

レッスンでは、このように演奏する時に体が固まることなく自由に動ける為に、自分に対してどのような指示を出せば良いか、どんなことを意識すれば良いかをお伝えします。

そしてその指示を意識的に何度も繰り返すことによって、体でその感覚を覚え、だんだん無意識にできるようになってきます。

そうしているとまた、次の課題が見えてきて別のことを意識して、、、という感じで進んでいきます^^

レッスンを受け始めの内は結構脳が疲れるかもしれません^^

演奏の際には体が実行可能な具体的で明確な指示を出すということを是非意識してみてください。

曲の始まりはどこですか?

「曲の出だしが安定しない。どうしたら良いですか?」

この問いに対するもう一つのアドバイスは、曲はどこから始まっているのか?ということを考えてみることです。

私がアレクサンダーテクニークの教師養成訓練を受けている時、手を使って生徒さんに触れる練習をしていました。

アレクサンダーテクニークでは手で触れることで、生徒さんに感覚や意図を伝えることを行いますが、他の人に手で触れる瞬間というのは、ある種の緊張が起こりやすい瞬間でもあります。

そのことを先生に相談すると、こんな言葉が返ってきました。

「実際に相手に触れる前から、あなたの言葉や、あなた自身のあり方によってその生徒さんに影響を与えているんです。」

「つまり実際に触れる時がスタートではなく、その前から既に触れること、教えることは始まっているのですよ。」

楽器の演奏でも同じことが言えると思います。

実際に吹き始める時がスタートなのでしょうか?

楽器を構える時、楽器をケースから取り出して準備している時、楽器を運んでいる時。

あなたにとって演奏のスタートはどこからですか?

この問いへの正解はありません。

始まりを決めるのはあなた自身です。

是非一度考えてみてください。
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アレクサンダーテクニーク京都 
講師 土橋健一
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