こんにちは、土橋です。
歌や楽器演奏、ダンスやスポーツなどの練習する前に、準備体操・エクササイズをしてから始めるという方も多いと思います。
ですがその準備体操が本当にパフォーマンスの向上に直接役立っているでしょうか?
体操では体が柔軟に動けても、いざパフォーマンスをすると固まってしまうというケースもあるのではないかと思います。
今回は、「準備体操やエクササイズを確実にパフォーマンス向上に繋げる方法」についてお伝えします。
少し振り返ってみてほしいのですが、日常生活で身体に意識を向ける機会はどれくらいあるでしょうか?
今まさにこうしてこのメールを見ているときも、ほとんどの方が身体に意識を向けているということはないと思います。
なぜならこの画面の方に意識が向いているからです。
これは一見当たり前のことだと思われるかも知れません。
ここで、準備体操やエクササイズをしているときのことを思い出してください。
集中してエクササイズに取り組もうとしているという前提でお話しすると、
その時は身体や動きそのものに意識が向かっていると思います。
つまり私たちは、自分の外側に意識があるか、または自分の内側に意識があるかのどちらかの意識状態になっていることが多いということです。
ですがパフォーマンスをする時には、自分の内側と外側の両方の意識が必要です。
パフォーマンスとは内側の身体を使って、外側に表現するということだからです。
自分の内側と外側の両方に意識がある状態ならば、エクササイズに限らず日常のあらゆる動作をパフォーマンスの向上に役立てる事ができます。
ここで「自分の内側と外側の両方に意識がある状態」とはどんな状態なのか?
言葉でお伝えするのは、とても難しいのですが一つの考え方をお伝えします。
それは何かのパフォーマンスをするとき(動く)に外側の情報を受け取るというふうに考える事です。
周りにある物を「見ている」のではなく「見えている」と思う。
周りにある音を「聞いている」のではなく「聞こえている」と思う。
そのように考えると、外側の情報を身体(五感)で受け取り、その感じたものを動きとして外に表現していくという流れが生まれます。
今このメールを見ている時、エクササイズをしているとき、そしてパフォーマンスをするとき、是非この見えている、聞こえているという意識を思い出してみてください。
今回お伝えしたのは1例ですがこのように身体が本来もつ力を、動き・パフォーマンスに繋げるためには適切な意識の仕方が必要になります。
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発声をテーマに作成したコンテンツですが、パフォーマンス向上を目指す全ての方に役立つ内容になっています。
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最後まで読んで頂きありがとうございました。
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