意識で方向づけ無意識に任せる<身体の力を効果的に発揮する原則6>

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さて、今回は「7つの習慣」(ステーブン・R・コヴィー)を手がかりに身体の効果的な使い方の原則を紹介していくシリーズ7日目です。

 7つの習慣の第6の習慣は「シナジーを創り出す」です。

シナジーとは相乗効果という意味です。他者との相互作用によって一人が生み出す成果よりもより効果や機能を高めることです。

コヴィーさんは第3の案を作り出すと言っています。

 そしてこのお題から浮かんだ「身体の力を効果的に発揮する原則⑥」は

「他者や世界からエネルギーを受け取ってまた自分からエネルギーを出していく」というエネルギーの循環の話です。

エネルギーの循環を感じるためには、考えて動く世界から感じて動く世界へ入る必要があります。

さらに言い変えて今回は

というテーマでお伝えします。

意識で方向づけ無意識に任せる<身体の力を効果的に発揮する原則⑥>

先日の記事で、原則④で、自分と相手と場を認識するという話をしました。

自分と相手と場を認識する<身体の力を効果的に発揮する原則④>

自分の存在と他者の存在や場をありのまま認識できると、他者や場、自分から流れているエネルギーを感覚として感じられるようになります。

このエネルギーは例えば、この人といると心地良いな、この人の声はなんだか心地悪いな、などと誰もがなんとなく感じています。

身体感覚や意識の使い方により自覚的になることで、このようなエネルギーの流れをよりはっきりと自覚できるようになります。

 さて意識で方向づけ無意識に任せるという話に入ります。

私たちは普段動く時、身体についてあれこれ意識するわけではありません。

ただ座ろうと思えば座れるし、歩こうと思えば歩けるし、話そうと思えば話せます。

意識でこれをやろうと決めたことを身体が自動的にやってくれています。

まさに意識で方向づけ無意識に任せる原則のもと身体は動いています。

ただ問題はそうやって、無意識に歩いたり、座ったり、何かの動作をしているだけで、身体が痛くなったり、疲れやすくなったり、パフォーマンスが下がったりします。

原則通りに身体は動いているのにどうして、このような身体の不調の問題が起こるのか?

それは、意識や認識のレベルが大雑把すぎるからです。

例えば歩くといっても、歩く時に足元ばかりに意識がいっていては、身体のバランス感覚がうまく働かず不安定になり、より身体が力みやすくなります。結果として痛みなどの問題につながります。

必要なことは、より広い意識を持つようにしたり、繊細に意識したりと、より丁寧に身体や空間に注意を向けることです。

例えば、立っているときにあなたはどのような意識があるでしょう?

脚や腰で踏ん張っていたり、背筋を伸ばそうと意識しているかもしれません。

ですがバランス良く楽に立とうと思ったら、そのような意識は必要ありません。

身体の姿勢はこのように直接意識でコントロールすることはできません。

意識だけでコントロールしようとすると必ず余分な力みが発生します。

ではどうするかというと今立っている身体の前・後ろ・左・右・下・上の空間全体に意識を拡げるようにするだけで良いんです。

立つということは、物理的に身体が前後左右上下に倒れないようにバランスを保っているということだからです。

是非あなたも実際に立ってやってみてください。

このような方法が意識で方向づけ、無意識(身体)に任せるという身体の原則に沿った楽で自然な身体の使い方です。

身体を意識的に動かせる部分は全体のごく一部です。

心臓、肺、全ての内臓など生きるために最も必要な部分は無意識に常に動いてくれています。

身体を頭(意識)で全てコントロールしようと思うのは幻想です。

色んな身体のメソッド本が出ていますが、そんな上手くいきませんよ(笑)

身体の大部分は無意識に動いていることを認め、もっと積極的にこの無意識の力を引き出すことを考えていきましょう。

そしてこの意識(認識)が拡がり、深まり、繊細になっていくことで絶えずエネルギーが循環している感じる世界に入っていくことができます。

身体の力を効果的に発揮する原則⑥

意識で方向づけ、無意識(身体)に任せる

ここまでの身体の原則で最重要原則です。

是非覚えておいてください!

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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