緊張をパフォーマンスにつなげる為の3ステップ

緊張

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、土橋です。

緊張しやすい体質を改善したいという理由でアレクサンダーテクニークのレッスンを受けに来られる方は多いです。

今回は〈緊張をパフォーマンスにつなげる為の3つのステップ〉をまとめてみました。

【ステップ1 観察する】

今何が起きているのか?

まずはこのことを認識することが大切です。

一口に緊張と言っても、緊張の仕方は人によって様々です。

体が緊張しているのだとしたら、

体のどの部分がどのように緊張しているのか?

気持ちが緊張しているとしたら、どんな考えがその緊張を引き起こしているのか?

その時体の状態はどうなっているか?

さらに今何が見えているか?何が聞こえているか?

などその時の自分自身の心身の状態を観察するだけでなく、周りに起きている状況を認識することが大切です。

例えば、これから100人の人の前でスピーチをするという状況。

緊張して脚が小刻みに震えているのであれば、「あー脚が震えているなー。」と認識する。

視界が狭くなっているのであれば、「視界が狭くなっているなー」とただ認識する。

自分や周りに起きていることに気づくことで緊張は抑制されます。

 

【ステップ2 望みを明確にする】

本当はどうなったら良いか?

このことをあなた自身が分かっている必要があります。

「何をすれば良いのか分からない。」このような状況では体はどう動いて良いか分からず緊張します。

逆に自分が本当はどうなりたいのかが分かって、目的が明確になっていると、緊張に翻弄されることなく、心も体もその目的に向かって動きやすくなります。

この目的を明確にするということが実はとても大切です。

今まで、自分の望みや目的なんてあまりはっきり考えてこなかったという人もいると思います。

そういう場合、なかなかすぐには思いつかないかもしれませんが、この望みを明確にするだけでも緊張は楽になるので、是非頑張って考えてみてください。

例えば人前で話すという場面なら、「どうして自分はここで話すという選択をしたのか?」「何を伝えたいのか?」「話すことで聞いている人にどうなってもらいたいのか?」

というようにその場で話すことの意味や目的を明確します。

 

【ステップ3 望みを実現する為に必要な体の動きを明確にする】

今できることは何か?

ここがアレクサンダーテクニークを実際に使う部分になります。

望みが明確になったら、その望みを実現するために実際にどのような意識を持って、体をどのように使えば良いかというところまで落とし込みます。

目的(望み)達成の為に必要な体の使い方を学んで頂くのがこのレッスンだとも言えます。

目的を明確にして、体本来のデザインに沿った自然な動きを行うことで、気持ちと体が一致して緊張がパフォーマンスの妨げになることなく、その状況に応じて必要なことが行えるようになります。

例えば人前で話す場面なら、まずは話をする部屋の空間やその部屋にいる人全員を意識に含める、さらに声を出すための息の流れを意識するなど、周りへの意識も含めつつ望みを実現するために必要な具体的な体の使い方を意識します。

 

この3つのステップは、実はあがり症の改善だけでなく、レッスンの流れの基本になっています。

要は緊張であっても、体の痛みやパフォーマンス向上であっても、①自分自身を観察し、②自分が本当は何を望んでいて、③具体的に何をしていけば良いかを明確にしていくことが大切です。

本番などで緊張して力が発揮できないという人は、是非この3つのステップを意識してみてください。




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