こんにちは、姿勢・体の使い方アレクサンダーテクニーク講師の土橋です。
youtubeを更新しました。
今回は、先日のショパンコンクールで2位に入賞されたピアニスト反田恭平さんの演奏について体の使い方の視点からお話ししました。
反田さんの演奏は、心身にスッと入ってきて心が静かになりずっと聴いていたくなります。
反田さんの演奏を見て、まず思うのは弾くときのタッチの柔らかさです。
タッチが柔かいと何が良いかというと、柔軟性が増すことで、表現の幅が拡がることです。
強く弱く、早くも遅く、大きく小さく、弾く時のあらゆる必要性にすぐに反応できます。
逆にタッチが固ければ、動きも遅くなり、選択肢が少なくなり表現の幅が狭まります。
そして鍵盤と指先のタッチを柔らかくする為に必要だと僕が思うことは大きく2つです。
一つは、指先だけでなく胴体(軸)も柔らかく動けるようにしておくこと。
指と腕、腕と胴体、さらにいうと全身は繋がっています。
中でも中心の軸の状態は腕や指の動きにも大きく影響を与えます。
反田さんは安定してかつ柔軟な軸があるからこそ、指の柔らかいタッチで演奏の動きをコントロールできているのだと思います。
もう一つは、体を俯瞰的に観察する力です。
反田さんは、予選での演奏時には、ものすごく緊張していたそうです。
ですが、実際の演奏を見る限りは、ほとんどそんなに緊張していたなんて思えない素晴らしい演奏でした。
これは緊張する場面でも、体を俯瞰的に観察し、演奏の動きをコントロールする力をお持ちだからだと思います。
体を俯瞰的に観察することで、体の緊張に気づきその緊張をやめていくことで、心の緊張もやめていくことができます。
また演奏だけでなく、反田さんの演奏後のコメントなどもお聞きして、本当に俯瞰力の高い方だなーと思いました。
そんなことを話しました。
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ブログを読んで頂きありがとうございます!
はじめまして、姿勢と体の使い方指導アレクサンダーテクニーク講師の土橋です。
アレクサンダーテクニークとは楽で自然な姿勢や体の使い方を教えるレッスンです。
京都を拠点に活動し、現在はオンラインでもレッスンを行い、80名以上が参加するオンライン体操教室も主催しています。
これまで延べ1000人以上の方にレッスンを行ってきました。
主に腰痛や肩こりなど体の不調に悩む方に、体の痛みが起こらない姿勢や動き方を教えたり、音楽家やアスリートなどのパフォーマーに体を痛めることなくパフォーマンスを最大限発揮する体の使い方をお伝えしています。
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