時間の概念の捉え方が変わると、表現・人生が変わる

こんにちは、身体研究家アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。

生徒さんで、数学講師でアマチェア尺八奏者の清水翔之さんから、ルイ・ヴィトン大阪で演奏することが決まったと嬉しいお知らせを頂きました。

本当にすごい!
 
レッスンに来られてからどんどん活動の幅を拡げられています!
 
アマチュアとか関係なく、ご本人の実力と縁があればどんな機会にも巡り合える!そんな希望を頂きました。生徒さんの活躍は嬉しいです!^ ^
 
ルイ・ヴィトンでの演奏はシークレットだそうですが、
12月5日(木)18時30分〜に京都(蹴上)で実験的で興味深い演奏会をされます!
 
良かったら是非!
 
清水翔之さんご出演演奏会

 

さて、今回は「時間の捉え方を変えると、パフォーマンス・人生が変わる」というお話です。

●音声で聞きたい方はこちら

 

ここ最近、時間とは何か?について考えていました。

私たちは日常生活の中で、今から何をするか、これからどのように生きていくかといったことを誰しも考え、そこには時間という概念が必ず関わってきます。

その時間の捉え方は、通常「現在から未来に向かって時間が流れている」というものです。

ここでは、日常的に感じている時間の捉え方とは少し違った見方から、時間の概念を考えてみます。

音楽の表現と時間の関係

私は、特に音楽家の方に身体の使い方を教えることが多いので、「音楽とは何なのか?どのように表現されるものなのか?」について考えることがあります。

答えの一つは「音楽は時間の芸術」だということです。

一つ一つの音が時間軸に沿って奏でられ、紡がれることで音楽が生まれます。

では時間の芸術である音楽において、現在、過去、未来は何にあたるのでしょうか?

ここから先の話は感覚的にも分かりにくく、正直まだ上手く表現できていないので、全部を理解しようとはせず、なんとなく流し読みしてください。^^

 例えばピアノ演奏なら、ピアノ椅子に座るときに、自分の中心に意識をおいて(今ここ)座る。

これが「今」です。

そして、身体を動かし音を奏で、出た音を聞く。これは過去になります。

なぜなら「音を聞く」とは既に出した音が空気の振動を通して空間に響いている、その音を聞いているということになるからです。

音を聞くとは、「ここにいる」自分が過去を受け取っているという行為だと言えます。

そしてここにいる自分が感じた音が、また動きになって表れ次の音を出す。

このように今と過去がずっとループ(循環)します。

それと同時に、椅子に座っていて身体の真ん中にいる自分(の心)に次の音がやってきます。

正確にいうと今ここにいる自分が次の音を心で感じ、頭で想像し、その音がやってきます。

これが未来(を受け取る)です。

演奏とは、次に奏でる音(未来)を今ここにいる自分が受け取る。

そして同時に、出した音(過去)を今ここにいる自分が感じ取りながら、次の動きにつなげ、そして音が出る。

この「今ここにいる自分が、未来の音を受け取り、過去の音を受け取る、そうして次の音を出す」このプロセスが繰り返され、音楽が生まれると僕は考えています。

このように演奏における時間を考えると、過去・現在・未来は直線的に流れているものではなく、過去・現在・未来が同時に存在しているとも捉えられるのではないでしょうか。

過去・現在・未来が相互に影響し合い、循環しているのです。

結構ややこしい話になりましたが、結局お伝えしたいたいことは、

「今ここ」にいて感じることが大切だということです。

いつもの話です笑

ただ時間について深掘りすることで、より「今ここ」の理解が深まると思います。

 

時間の概念の捉え方が変われば人生が変わる

コーチングなどで言われる「未来を設定すると、その未来が自分に向かってくる」という話にも通じます。

音楽に応用すると、「未来の音」が自分の方へやってくるという感覚になります。

このような時間の捉え方をすることで、過去・現在・未来が同時に存在し、未来が自分(今ここ)に向かって流れてくると思うことで、演奏などの表現活動の捉え方や人生が大きく変わるのではないでしょうか。

このことは、レッスンを受けて頂ければ身体ではっきりと体感できます。

興味のある方は是非レッスンにご参加ください。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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参加費無料

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