歌や管楽器の演奏がラクになる!バンザイエクササイズで息の流れを改善 アレクサンダーテクニーク教師が解説

こんにちは、アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。

先日、トランペットを演奏している生徒さんから、こんな質問をいただきました。

「演奏の前にやると良いエクササイズって何かありますか?」

そこで今回は、歌う方や管楽器を演奏する方にとって役立つエクササイズをご紹介します。

息の流れに注意を向けることが大切

歌や管楽器の演奏において、体の使い方の観点から重要なポイントの一つが、

「息の流れに注意を向ける」 ことです。

この「息の流れに注意を向ける」ための簡単なエクササイズをご紹介します。

バンザイエクササイズのやり方

とても簡単です!

  1. 両腕をバンザイしながら息を吐く

  2. 両腕を下ろしながら息を吸う

これだけです。

エクササイズのポイント

①のバンザイしながら息を吐くとき、息が上に向かって流れていくことを実感できると思います。

ここでの「上」とは 上顎(軟口蓋) のあたりを指します。

舌で上顎の奥の柔らかい部分(軟口蓋)を舐めてみて、その高さまで息を吐くイメージを持ちましょう。

軟口蓋

 

 

 

 

 

 

 

 

このイメージを持ちながら歌ったり楽器を演奏すると、

✅ いつもより楽に音が出せる

✅ 楽に大きな音が出る

と感じるかもしれません。

息の流れを邪魔していませんか?

このエクササイズ後に音が出しやすくなった方は、普段 無意識に息の流れを妨げている 可能性があります。

本来、息は 肺から口へ向かって自然に上へ流れる ものです。

このエクササイズを通じて、体の仕組みに合った自然な息の流れを意識できるようになります。

まとめ

歌う方、管楽器を演奏する方は、

「息を上(軟口蓋)に向かって吐く」 というイメージを積極的に取り入れてみましょう!

楽に息が流れることで、より自由な演奏や歌唱ができるようになりますよ♪

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください