こんにちは、身体研究家アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。
今回は「呼吸音をなくす」というテーマでお話しします。
この内容は、呼吸が浅い方や呼吸法を練習している方、歌う人、管楽器を演奏する人など、呼吸に関わる方に特に役立つものですし、
呼吸は誰もが日々行っていることなので、どなたでも参考にしていただけると思います。
音声はこちら
呼吸音が生まれる理由
私の妻は元々喘息持ちで、今は良くなりましたが呼吸が浅くなることが多いのです。
といどき呼吸法など意識して呼吸をしているときに、呼吸音が気になることに気づきました。
この呼吸音は、空気が鼻や口を通る際に発生する摩擦音です。
摩擦音が出るということは、呼吸しているときに抵抗や緊張があるということです。
抵抗があると、呼吸がスムーズでなくなり、体に余分な力みが生じてしまいます。
なので、呼吸音が聞こえなくなるくらい、スムーズに息が流れるように意識することで、楽で自然な呼吸ができるようになると考えられます。
抵抗の少ない呼吸を目指す
では、どうやって呼吸音を減らせるのでしょうか?
その為には、空気がスーッと流れるような軽く透き通った呼吸を意識することです。
このような呼吸では、余分な緊張が解消され、体の内圧が自然に高まります。
また、呼吸音をなくすことを意識すると「呼吸しよう」と考えすぎずに、内観的に体の感覚を感じながら呼吸しやすくなります。
呼吸音を減らすための練習法
呼吸法を練習するときや、歌や管楽器演奏の際にも、できるだけ呼吸音を最小限に抑えることを意識すると良いでしょう。
もちろん、長いフレーズを歌ったり演奏したりする場合など、呼吸音が出ることはあります。
でも、基本的には無駄な呼吸音を出さないようにすることが理想です。
自然に空気が流れていくような状態を目指しましょう。
やってみよう!「呼吸音をなくす」
まずは、普通に鼻から吸って口から吐く呼吸をしましょう。
おすすめは、4秒で鼻から吸って、4秒で口から吐きます。
次に呼吸音を出来るだけなくすように意識して、4秒で鼻から吸って4秒で口から吐きます。
慣れてきたら秒数は長くしていくと良いです。
いかがでしょうか?
呼吸音をなくす方がより深く静な呼吸になったのではないでしょうか?
この時、息の量について、沢山吸おう吐き切ろうとかは考えなくて良いです。
ただ呼吸がスムーズに流れるように意識してみてください。
まとめ
呼吸音をなくすことで、呼吸が軽く自然になり、体の緊張を減らすことができます。
また、歌や管楽器演奏のパフォーマンスも向上します。
ぜひ「呼吸音を出来るだけなくす」ことを意識してみてください。
静かで楽な呼吸が日常の中で実感できるはずです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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