歌うときに出したい音程よりキーが低くなってしまいます。どうしたら良いですか?

こんにちは、土橋です。

歌う方で、

・出したい音程よりどうしてもキーが低くなってしまう

・発声練習していると段々キーが下がってきてしまう

という相談を受けることがあります。

今回は、身体の使い方の観点から、こういったお悩みにお答えします。

この悩みを解決するために、必要なことはズバリ「音を聴く」ことです。

言われなくても分かってます!

となるかもしれません。が、少し聞いていください。

どのように音を聴いているかがポイントなんです。

僕がお伝えするのは、

「音を身体全体で受け取るように聴いてください。」

ということです。

音は耳で聴くものじゃないんですか?

と思われるかもしれません。

確かに解剖生理学的には、その通りです。

一方で、音は振動であり、物と共鳴します。

当然身体とも共鳴します。

なので、「音を身体全体で受け取るように聞いてください」という言葉を言い換えると

「どのように身体と音が共鳴しているか?」という観点で音を捉えるようにする。ということになります。

と言われても始めは分かりにくいかもしれません。

ですが、音と身体がどのように共鳴しているか?に注意を向け続けていれば段々分かるようになってきます。

例えば、高い音は身体の上側で響きやすく、低い音は身体の下側で響きやすいのがなんとなく分かると思います。

身体と音が共鳴しているという感覚が掴めてくると、自然に音程が合うようになってきます。

さらに先日、NHKでこんなタイトルの番組がありました。

「“皮膚” 0番目の脳」

「皮膚」には、目でなくても“光”を捉え、耳でなくても“音”を聞き、舌でなくても“味”を知るという感覚が備わっていることがわかってきた。

なんと皮膚が音を聞いているというのです。

皮膚全体で音を聞いていると想像してみてください。

音の聞き方がどんなふうに変わりますか?

自然と受け取るように音が聞こえるのではないでしょうか?

これは最新の研究で分かってきたことですが、既にレッスンで普通にお伝えしていたことです。

現代医学でも、まだまだ分かっていないことは沢山あります。

でも身体を観察していれば、真実は明らかです。

まさに身体は全てを知っています。

身体ってほんと面白いです^^

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