【あがり解消】本番であがりに悩まず本来の力を発揮する方法

こんにちは、身体研究家アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。

本番になるとあがってしまって普段の力を発揮できない
練習では上手くいくのに本番になるとなぜか間違ってしまう

原因は意識の方向にあります。

本番でのあがりに悩んでいる人は是非ご覧ください!

今回は『本番であがりに悩まず普段の力を発揮する方法』をお伝えしていきます。

練習では上手くいくのに本番になるとなぜか間違ってしまう。本番になるとあがってしまって思うように普段の力が出なくなる。
でもどうすれば良いか分からない… こんなふうに悩んでいませんか?

実は、本番であがりに悩まず普段の力を発揮するには、大事な原則があるんです。

それは、意識の方向を外側から自分の内側へ向けるのではなく、自分の内側から外側へ向けるということ​​です​​。​​

今回はこの意識の方向を変えてるとはどういうことか?詳しく解説して、誰でも本番で本来の力を100%発揮できるようになる実践的な方法をお伝えします。

元々僕は、大のあがり症でした。

まず人前で話すということができませんでした。

2人以上の人の前で話すと、もう途端に赤面して話しもしどろもどろになってしまっていました。

また本番に弱く、高校入試は第一志望に落ち、大学入試も落ち、大学時代にカヌー部に所属していた時には最後の大会で川に落ちました。

それぐらい本番に弱い人間でした。

ですが、今アレクサンダーテクニークをはじめとした身体の使い方を学び、実践することで、セミナーで大勢の人の前で話したり、芸術大学で講師をするなど、あがりを乗り越え本番でも本来の力を出せるようになってきました。

そして僕のレッスンを受けて、このあがり解消の方法を学んだ生徒さんは例外なく、本番であがりに悩むことなく本来の力を発揮できるようになっています。

ぜひあなたも、今回紹介する方法を実践して本番でのあがりの悩みを解消していきましょう!

練習では上手くいくのに本番になるとなぜか間違ってしまう。

本番になるとあがってしまって思うように声が出なくなる。指が回らなくなる。

なぜ普段は上手くいくのに本番になるとこのようなことが起こるのでしょう?

その理由は、あなたの意識の矢印が外側から内側へ向いているからです。

意識の矢印が内側へ向かっているとは、失敗したらどうしよう。あの人からどう思われるだろう。

あそこの難しいフレーズが上手く弾けるだろうか?このような思考です。​​​​​​
​​
意識が自分の方へ向かうと必ず心と身体も緊張して固くなります。

視野が狭くなり体が縮こまってしまうんです。​​

ではどうすれば良いか?というと、意識の矢印を内から外へ向かわせるようにします​​。​​

​​​​その為には、こんなふうにあなた自身に問いかけてみてください。

本当はどうなったら良いの?どうなったら最高なのか?

あなた自身の望みを明確にしてください。

この望みが明確になってないと身体はどう動いて良いか分からず固くなってしまうんです。

あなたの望みはなんでしょうか?

是非今声に出したり、かき出してみてください。

望みを出す時に注意点が2つあります。

このような望みは、意識が外へ向かいません。

例えば、体が緊張しないようにしよう。完璧に弾けるようにしよう。といったものです。

どうなるかと望みの決める時の一つは、肯定形にすること。

脳は否定形を理解することができません。

ピンクの像を思い浮かべないでください。というと、必ずピンクの像を思い浮かべてから消そうとします。

緊張しないようにしようと思うと緊張を思い浮かべてから、緊張を無くそうとします。

もう一つは、​​自己完結せず、周りの人や世界に働きかける​​ものにすること。

例えば、人前で長時間立って話しているとに、腰が痛くなる。

長時間立って話している時に腰が楽な状態で話したい。

周りと繋がっていくような望みにしたいです。そうすることで意識が外へ向かっていきます。

望みの例として例えば、本番で望み通りの音色で演奏をして、音楽の世界を聴衆と一緒に楽しみたい。

望みを決める時には、周りの人や世界へ働きかけるという意図が大事です。

頭では分かっていても、どうしても失敗する恐れや、不安が出てきてしまうんです。

安心してください。人間なら当然のことです。

メジャーリーガーのダルビッシュ選手も言っていました。

試合で投げる時、お前にはできない、もうだめだと言う声が頭の中で聞こえる。

ダルビッシュ選手はその頭の中で聞こえる声を、自分の声だとは思わず、関係のない他人の声として、聞き流すようにする。

そして、「今ここに」集中する。

このように言っていました。

超一流のプロスポーツ選手でもこのような心の戦いがあるということです。

ましてや私たちのような普通の人なら、恐れや不安が出て当然だと思います。

ですが、ここで信じて欲しいのは、私たちは望みを選ぶか恐れを選ぶのか選択できる力を誰でも持っているということです。

私たちは望みを選ばない時に不安に流されます。

本番で力を発揮したいなら、何度も問いかけてください。

「本当はどうなったら良いのか?」そして望みを選択し続けてください。

その力を誰もが持っています。

あなたも必ず持っています。

それでも、分かっていてもやっぱり本番では出来ないんですよ。という方もまだいると思います。

その時に役立つのが身体の意識なんです。

身体の軸が安定していると心の軸も安定します。

身体の真ん中に意識があると、落ち着いて周りが見え、余計な思考・雑念が浮かびにくくなります。

このような身体の使い方・意識の向け方は他の動画で沢山お伝えしていますので、是非他の動画もチェックしてみてください。

ここまで本番あがりに悩まず本来の力を発揮する方法は、

まとめると、望みを明確にして、意識の方向を内側から外側へ向ける

身体の軸が安定していると心の軸も安定する。

ということでした。

本番であがるという方は是非参考にしてみてください。

 

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1月25日(土)10時~11時30分 会場:新大塚

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