巻き肩を解消する体の使い方

巻き肩

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、愛の人、土橋です(笑)

今回は前回とはうって変わり、「巻き肩を解消する体の使い方」というテーマをお伝えします。

いくつか他の方の「巻き肩改善法」の動画を見たのですが、そもそも巻き肩になる根本的な原因は何なのかということについて話しているものは僕が見た限りありませんでした。

そこで体の使い方の観点から巻き肩になる原因と改善法を動画で解説しました。

是非ご覧ください^^

動画では手のところが切れていて分かりにくくなっているのでこちらで補足します。

そもそも巻き肩になる原因は腕の使い方にあります。

腕というのは骨格で言うと、鎖骨・肩甲骨・上腕(骨)・前腕(橈骨・尺骨)・手になります。
(鎖骨・肩甲骨も含むんです!)

ここで巻き肩の主な原因となる腕の使い方の誤解は、肩関節と橈尺関節の使い方にあります。

下の図は解剖学的にニュートラルな姿勢と呼ばれているものです。

スクリーンショット 2018-08-21 14.19.45

 

 

 

 

 

 

 

 

手の平が正面を向いている状態ですね。

この状態から腕を回してきて手の甲側が正面を向くようにするのに使う関節というのが、先ほどお伝えした肩関節と橈尺関節です。

腕を内向きに回そうとするとき、肩関節では内旋、橈尺関節では回内という動きが起こります。
スクリーンショット 2018-08-21 18.29.10

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(「音楽家ならだれでも知っておきたいからだのこと」「誠信書房」より)
スクリーンショット 2018-08-21 18.35.54

 

 

 

 

 

 

ここで巻き肩になりやすい人は、この動きを肩関節の内旋だけでやろうとしてしまっているのです。

肩のところだけで内向きに回してくると当然腕は内へ巻いてくるような形になります。

これを防ぐには、橈尺関節で起こる回内という動きをより積極的に行うようにします。

スクリーンショット 2018-08-21 14.38.41

 

 

 

 

 

 

 

 

 

(「音楽家ならだれでも知っておきたいからだのこと」「誠信書房」より)

回内を行う時に意識したいポイントは、肘のところから回すようにすることです。
(これについては動画をご確認ください。https://www.youtube.com/watch?v=-1kommukhr8)

そうすると、肩関節で内旋させなくても手の甲を正面に向けることができます。

パソコン、ご飯を食べる、字を書く、演奏するなど人間がする多くの動きは手のひらが下向きになっている状態(回内している状態)で行います。

ですのでこの腕の使い方の話は、巻き肩の方に限らず、どなたにとっても参考になると思います。

ここまで巻き肩の改善法というテーマお話してきたのですが、根本的な問題は普段無意識にいつもの癖で自動的に腕を使っているということなのです。

大切なことは、普段腕を使っているときにあなたがどのように使っているかを観察し、腕を使うときにこの関節を動かして使ってみようと意識的に動作を行うことです。

是非日常の動きで意識してみてください!

視聴はこちら




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