こんにちは、身体研究家アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。
今日は、「あり方」と「やり方」を組み合わせることで最強の結果を得られるというテーマでお話しします。
ヨガのポーズが上手くできない方へどう伝えるか?
先日、ボディマッピング指導者養成コースのグループレッスンで、参加されていたヨガ講師の方からこんな相談を受けました。
「生徒さんが特定のポーズを上手く取れない。どう伝えればよいか?」
そこで、別の参加者に「ヨガの生徒役」としてポーズをとってもらいました。
その方は、ヨガ経験のない方だったので、始めは見事にポーズがほとんど取れませんでした。
ポーズは、横にある椅子に手をつき、体を横に倒して脚を伸ばすというポーズでした。
この状況をもとに、どう伝えるべきかを一緒に考えました。
「やり方」の指導とその限界
一般的なアプローチは例えば以下のようなものになるのではないでしょうか?
- 「胸をこう開くといい」
- 「首の角度をこうするべき」
- 「脚はこの方向で」
これらはポーズのやり方を中心とした指導と言えます。
やり方を伝えることは最初の段階でもちろん重要ですが、それだけではうまくいかないケースもあります。
例えば、筋肉が固かったり、関節の可動域が制限されている場合は見本のポーズ通りにするのは難しいでしょう。
「あり方」を教える重要性
僕がお伝えしている身体のレッスンで大切にしているのは、「やり方」ではなく「あり方」を伝えることです。
ここでいう「あり方」とは、以下のような体の状態を整えることを指します。
- 頭と背骨の関係など骨格のバランス
- 体全体のつながりやまとまり
- 呼吸が楽にできる状態
実はこのような体の状態を良くするだけでも、自然とポーズが取りやすくなってくるんです。
今回のポーズの場合だと、頭と背骨のバランスや、身体の末端(頭頂・手指・足指)を伸ばしていく意識を持つことでみるみる綺麗なポーズが取れるようになっていかれました。
ヨガ講師の方にはポーズの技術(やり方)についてはすでに十分な知識があります。
なので、僕がお伝えするのは基本的には「体の状態を良くする方法=あり方」です。
この「あり方」を改善することで、やり方がさらに効果を発揮しやすくなるのです。
あり方とやり方の両方を持ち合わせた指導者・パフォーマーになりませんか?
「あり方」はとても抽象的で、はっきり言って人に伝えるのが難しいことなので、伝えられる人はほとんどいません。
多くの人が「やり方」を伝えることのみに頼っています。
でも、「あり方」と「やり方」の2つを組み合わせることで、より強力な指導が可能になります。
そして、ヨガやピラティスの講師、整体師、音楽家、ダンサーなど、どの分野の方でも「あり方」を学べば、最高のパフォーマンスを発揮できるようになります。
指導者養成コースでは、ボディマッピングをベースにこの「あり方」についても体系的に学び、伝えられる力を身につけます。
指導者としても、パフォーマーとしても、最高の結果を得られるようになるコースです。
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