【書籍紹介】身体は「わたし」を映す間鏡である

書籍

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。

今回はオススメの書籍をご紹介します。

「身体はわたしを映す間境である」甲野陽紀(和器出版)

甲野陽紀さん身体技法研究者として活動をされています。

身体技法研究者といっても、いまいちよく分かりませんが、書籍を読むとアレクサンダーテクニークのレッスンと極めてよく似たようなことをされているようです。

身体の活かし方について、とても分かりやすく書かれているのでアレクサンダーテクニークのレッスンの考え方も交えながらご紹介したいと思います。

はじめに
「身体という謎の器」に魅せられて(本文より)

私がみなさんと一緒に経験したいと思っていることは、たった1つのことなのです。

それは、「ふだんあたりまえにしている動き」を、「新しい身体の経験」として自覚的に体験してもらうこと。

アレクサンダーテクニークの説明にそのまま使いたい文章です^^

僕のレッスンでも、立つ座る歩くといった日常動作を丁寧に観察していくということをよく行います。

なぜこういった簡単な動作をわざわざ行うかというと、甲野さんのおっしゃっていることと同じで普段無意識に行っている動きに自覚的になってもらいたいからです。

無意識にやっている限りは、自分の癖で同じようなやり方でその動作を繰り返します。

このときもし身体に負担のかかるようなやり方で同じ動作を繰り返せば、知らず知らずのうちに身体に負担がかかり遅かれ早かれ痛みや不調が起きるでしょう。

そうならない為には、まずは自分の動きを観察し、身体に自覚的になることが大切です。

一つワークをしてみましょう。

この本でも紹介さえていますが、

「自分の立ち姿勢を観察する」

というワークです。

どんなことを観察するかというと、

・立っているとき身体のどこに力が入っているか?

・重心は左、右、真ん中のどちらにかかっているか?

・左右の足裏はどのようについているか?

といったことです。

今の立ち姿勢に気づいてもらった上で、今度は

「10本の手の指に注意を向けてください。」

(よく分からないという人は、10本指先同士を合わせてみてください。

そうすると自然に指先に注意が向くと思います。)

その上でまた立ち姿勢を観察してみてください。

・立っているとき身体のどこに力が入っているか?

・重心は左、右、真ん中のどちらにかかっているか?

・左右の足裏はどのようについているか?

そうすると、先ほど観察したときとは力の入り方や、重心のかかり方、足裏の感覚が変わったのではないでしょうか?

立つのが楽になったと感じる人もおられるかもしれません。

このように「注意の向け方」を変えることで「身体の状態・動き」が変わります。

適切に身体に注意を向けることで、その人本来のパフォーマンスが発揮できるようになるのです。

アレクサンダーテクニークのレッスンとは、まさに本来の力を最大限引き出すための身体の注意の向け方を学んでいくものです。




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