人を恐れていることを認めることから始めよう

こんにちは、身体研究家アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。

今回は「何を恐れているのか?を明らかにする」というテーマでお話しします。

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先日は京都のスタジオで、<発声のたった一つの原則セミナー>を開催しました。

参加者から「本番になると喉が詰まって声が出にくい」あるいは「人前で話すときに固くなってしまう」という話が出ました。

これはよく出てくる話題で、僕自身も人前で話すときのが怖く昔から強い緊張を感じ、悩んできました。

今は少しずつその恐れと向き合い、変わってきています。

 

人前で緊張するのは人を恐れているから

なぜ人前で緊張するのでしょうか?

その根本的な理由は「人を恐れているから」だと僕は思っています。

例えば、話した内容を批判されたり、間違っていると言われたりするのを恐れているのです。

過去にそうした経験があったため、また同じことが起こるのではないかと心配しているのかもしれません。

より深い理由としては、「自分が受け入れられるかどうか」を恐れていたり、「自分には何もできないのではないか」と感じている場合もあるでしょう。

こういった恐れが、人前でパフォーマンスすることや話すことに影響を与えています。

でも、本来「恐れる必要は何もない」はずです。

私たちが生まれ、ただ自分をありのままに表現し、他者とつながりたいという望みを持っているのはごく自然なことです。

生まれながらに持っているその自然な望みを否定する権利は誰にもありません。

 

自分を表現する勇気

それでも、私たちは生きていく中で失敗や否定を経験し、恐れを感じるようになりました。

でも、これまでの経験は脇に置いておいて、自分をそのまま表現することが大切です。

もし批判されたり、相手に伝わらなかったとしても、それは問題ではありません。

その人はそう捉えた、そう考えたというだけにすぎません。

大切なのは、自分が自分のままでいること、そしてその状態で自分から心と体を開いて人とつながっていこうとすることです。

それができれば、パフォーマンスや人前で話すことにおいても自然体でいられるのです。

 

まとめ

今日のテーマは、「自分の恐れと向き合う」ということです。

まずは、自分が何を恐れているのかを認識することから始めましょう。

そして、その恐れをただ受け入れることが最初のステップです。

 

発声セミナーでは、楽で自然な発声の為の身体の使い方、効果的なエクササイズをお伝えします。

その上で、人に声を届けるには、「自分が何を恐れているのかに向き合う」ことも大切です。

セミナーでは、人と繋がって声を届ける秘訣もお伝えします。

 

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