音楽に入り込むと、体が固まってしまう。どうしたら良いの？

こんにちは、土橋健一です。

演奏に夢中になり、演奏が終わってから体に痛みがあったり、体が固まっていることに気づく。

このような経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか？

今回は、「音楽に入り込むと、体が固まってしまう。」というお悩みにお答えします。

この質問を聞いた時、「音楽に入り込む」という表現に違和感を感じました。

そこで、この言葉を次のように変えてもらうことを提案しました。

「音楽に入り込むと思うのではなく、音楽が自分の方に入ってくると思って演奏してみてください。」

そのように意識して演奏すると、楽器だけに向かっていた意識が、身体の方まで広がり、体の固さがとれて、本人の自覚としてもより望み通りの演奏ができたようでした。

「音楽が自分の方に入ってくる」

この言葉は、アレクサンダーテクニークの学校に通っていた頃、トミー・トンプソンというアメリカの大御所の先生が言っていた言葉です。

当時は、「どういうことなんだろう？」と思っていましたが、今はその意味が理解できるようになってきました。

音楽が自分の方に流れてくることで、音楽によって体が動かされる。

言葉で表現するのはなかなか難しいのですが、このような意識で体の自然な動きに任せて演奏することは非常に心地良いものです。

このようなことを一緒に探求できれば嬉しいです＾＾

興味のある方は、是非一度レッスンで体験してください。
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