苦手な人が優しくなった＜身体が楽になると人間関係が改善する＞

こんにちは、アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。

実は身体がリラックスすると人間関係も改善しやすくなります。

僕自身も身体の使い方を学んでコミュニーケーションが楽になりましたし、生徒さんからも色々な体験談をお知らせ頂きます。

今回は「苦手だと思っていた人との関係が改善した」生徒アキコさんの体験談をお伝えします。

アキコさんにはご近所にとても苦手なタケシさんという方がいました。

苦手な理由は数年前にタケシさんからありもしない噂を広められるという嫌がらせを受けたからです。

それ以来アキコさんはタケシさんと出来るだけ関わらないようにしてきました。

ですが地元地域の会議でどうしても一緒に話さなければいけない機会がありました。

数年ぶりにタケシさんと会うことになったアキコさんでしたが、会議の前からタケシさんと会うのが嫌で嫌で仕方ありませんでした。

ここでアキコさんは頭の中がタケシさんが嫌という思考イメージでいっぱいになっていて、自分自身の快適さが失われていることに気づきました。

アキコさん自身の意識の主導権が自分から、相手タケシさん（のイメージ）に渡ってしまっていたのです。 そしてレッスンでいつもお伝えしている、まず自分自身の真ん中に意識をおくこと、そして呼吸を使って自分自身の快適さを取り戻すことを行いました。

そのリラックスした上で、タケシさんと会うことをイメージしても嫌という気持ちが減り反応が大幅に少なくなりました。

そして実際の会議で会っても以前のようにタケシさんが嫌な態度をとってくることはなくなり、会議も円滑に進行することができました。

アキコさん自身も自分自身の態度・あり方が変わったことで、タケシさんとの関係性が変化したことが明確に分かったそうです。

自分の真ん中に意識を置き、リラックスしていれば相手との関係性が変わる

私たちが人間関係で悩む時、意識・思考はその相手のイメージや起きた問題に支配されています。 自分自身に意識がなく、自分を失っている状態と言っても良いでしょう。 悩んでいたり、問題のある誰かとの関係を考える時も、まずは自分の真ん中に意識を置きリラックスした上で、相手と向き合い、どういう関係を作っていきたいかを考えるようにしましょう。 実際には言うは易し、行うは難しで、僕もいつも小1の息子との関係で息子に振り回されています。日々自分のあり方の練習ですね（笑）

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