頭脳 心 体が一体化してプレイヤーの練り上げられ生きた経験が感動する演奏を生む

一体化

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんにちは、土橋です。

今回は、レッスンに来られていた生徒さんから頂いたメッセージをご紹介します。

以前に書いた記事Q、体のことを意識すると、感情移入がしづらくなくります。どうしたら良いの?へのご感想です。

この生徒さんは、ピアニスト・ピアノ講師をされていてとても音楽に対する理解の深い方です。

レッスンでは動きを見ていくために毎回演奏して頂くのですが、毎回その演奏に感動していました^^

アレクサンダーテクニークを教え始めてまもない頃だったので、自分一人だけがこんな素晴らしい演奏を間近で聴けるなんてこの仕事って良い仕事だなと思ったものです(笑)

演奏される方の参考になると思ったのでご紹介させて頂きます^^

以下ご感想です。

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こんにちは、今日のメールも楽しく拝見いたしました^^

メールの通り感情移入と体を感じながらの演奏が、本人もより弾いていて楽しいと、お客様にも伝わると思います。

プレイヤーが自分の音を聴けていればのお話ですね。

もう一つというか大切なことがあります。

それは、指導者と本人の能力によりますが弾こうとしている曲をどこまで分析できるか、作曲家の意思や意味がどこまで読めるか、例えばなぜこの曲が何調で書かれたのか、転調は何を意味しているのか、書き出せば永遠にあります。

楽譜からの読み取る力は、年々音楽とともに生きて勉強すればアップします。

楽譜から汲み取った様々なことを知っただけではまだ演奏になりません。

体をどう使うかを知らない場合、感情移入だけしようとしても、知識分析力構築力が音には現れません。

これを知っているピアノの指導者の方やピアニストにはあまり出会ったことがありません。

どうやって分析した解釈やコントロールされた感情を表現できて聴く本人や人に伝わるように体を使うのか、いわゆる技術が必要になります。

感情の裏にあるべき解釈と聴ける能力がなければ、先生やCDなどの表面だけのコピーに近い演奏になります。

わたしにそのことを教えてくれたのは、多くの日本人の先生ではなく、大クラスでの外国の先生のレクチャーでした。

頭脳・心・体が一体化してプレイヤーの練り上げられ生きた経験が感動する演奏を生むとわたしは思います。

いくら感情移入しても感情移入しようとしている音しか出ませんでした。

わたしの過去の経験です。なにかにお役にたてばと思いメールしました。

ずっと疑問を感じながら研鑽を積むのがわたしの音楽人生だと思っています。

ピアニスト・ピアノ講師 Sさん

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音楽の解釈と表現、体の使い方の関わりを経験から実感されているのが伝わってくるご感想です!

楽譜から読み取る力などの音楽の理解に関するところは、僕の専門ではありませんが、頭だけでなく身体全体で理解することが大切だと感じています。
(参考「細胞が音を聴く?」

そういう点で、アレクサンダーテクニークのレッスンは音楽の理解を深めることにに関しても影響を与えるものです。

音楽を表現するための手段としての体の使い方を学んで、音楽の理解を深めるのに役立てて頂ければ幸いです^^

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