問題をつくりだした時と同じ考え方では、その問題を解決することはできない。

GW_Y [br num=”1″] こんにちは、アレクサンダーテクニーク教師の土橋健一です。

アインシュタイン

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 
アインシュタインが言った言葉で、

「問題をつくりだした時と同じ考え方では、その問題を解決することはできない。」

という言葉があります。

レッスンをしていて、この言葉をしみじみと実感することがよくあります。

レッスンでは、様々な問題、悩みを生徒さんが持ってこられます。

先日は弓道をされている生徒さんにレッスンをしました。

その生徒さんの解決したい問題は、「構える時にどうしても指の角度が上手く定まらないので、なんとか手首の固さをとって指の使い方を改善したい。」という望み。

構える動作を観察していると、確かに手首が固めていて、肘や手首・指の動きを改善できそうです。

ここで、ただ手首や肘の動きを改善して、問題が解決する場合もあります。

でも多くの場合、この手首の問題だけを見ていっても、解決しても何かしっくりこなかったり、別の場面では応用できなかったりと、新たな視点、気づきは生まれにくいです。

根本的な問題は、そこではありません。

例えば、

「そもそも何を目的に構えているのか?」

「構える時にどうやって力を伝えようとしているか?」

「手首や指以外の部分はどうやって使っているか?」

このようなことについての考えていることの結果が、手首や指の問題に現れているだけなんです。

教師としては、そのような視点から生徒さんの動きや思考を観察しています。

レッスンが上手くいかない時というのは、たいてい生徒さんの言ってることをそのまま鵜呑みにして、生徒さんと同じ思考状態で一緒にウンウン悩んでしまっている状態の時です。

教師が意識したい視点は、全然別の角度からの視点だったり、もう一段深いレベルの視点だったりします。

だからある意味、教師の方は生徒さんの言うことを聞いてはいるんだけど、そのまま信じているわけではありません。
(生徒さんの変化の可能性については100%信頼しています!)

一つの考え方、思考パターンとして理解している感じです。

そんなふうに一歩引いた、俯瞰的な視点で見ることができると、起こっていることが明確になります。

教師として心がけたいことは、生徒さんの思考は理解しつつも、それとは、全く別の視点であったり、より大きな視点で状況を見るということです。

また自分自身に対してもそのような見方ができると、問題の解決スピードは飛躍的に向上します。

是非意識してみてください!

PS
今の自分に響いたアインシュタインの言葉

「成功者になろうとするのではなく、

むしろ価値のある人間になろうとしなさい。」

う〜ん。しみる〜。アインシュタインの言葉って名言の宝庫ですね!^^
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GW_Y

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