こんにちは、身体研究家・アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。
前回から「身心の状態を観察する3つの目安」というテーマでお伝えしています。
前回の記事はこちら 身心の状態を観察する3つの目安1
前回の記事で身心の状態を観察する3つ目安には、
①目の使い方(状態)
②重心バランス
③呼吸
が有効ですとお伝えしました。
今回は「身心の状態を観察する3つの目安(2)」の重心バランスについてお伝えします。
普段の生活では忘れがちですが、私たちは常に身体のバランスをとって動いています。
立ったり、座ったり、歩いたり、色んな動きができるのは、自分の身体全体のバランスを自然にとっているからです。
もし立っているときにバランスをとっていなければ、前後左右のいずれかに身体は倒れてしまいます。
ここで立っているに、前後左右に倒れないように最も楽に自然に立て、前後左右どの方向にも動きやすいバランスはどういう状態かを考えてみます。
例えば重心が右に寄っていると、右側の筋肉が張りやすく、左側に移動するのに時間がかかります。
前に重心が寄っていれば、前側の筋肉が張りやすく、前への力は強いですが後ろからの力に対しては弱くなります。
このように楽に自然に立て前後左右どの方向にも動きやすいバランスがどういう状態かを考えると、重心が身体の真ん中にある状態だと考えられます。
どんな動きやパフォーマンスをする時も、身体の重心が真ん中にあること(=中間重心)を意識すると動きがやりやすくなります。
ここで例えば体重が右側や左側にかかっている状態は良くない状態なのか?というともちろんそうではありません。
動きの中で、前後左右に体重がかかる姿勢は当然出てきますが、体重が移動するときも重心は真ん中に置くことができます。
ここでの注意点は体重と重心は別物だと考えるということです。
例えば右脚に体重がかかっている状態でも重心を真ん中に置くことができるんです。
この辺りは感覚的な話になるので詳しくはお伝えしませんが興味のある人は是非レッスンにご参加ください。
最後に中間重心の見つけ方として参考になる動画をご紹介します。参考にして下さい。
どのような姿勢や動きをする時も身体の真ん中に重心を置く(=中間重心)ようにすることで、身体はリラックスしていつでもどの方向にも動ける準備ができている状態になります。
今回は身心の状態を観察する3つの目安②重心バランスについてお伝えしました。
次回は身心の状態を観察する3つの目安③呼吸についてお伝えします。
予告になりますが、このような身心の状態を観察する3つの目安を実際に体感していただくセミナーをオンラインで開催します。
明日の記事でお知らせしますね。
どうぞお楽しみに^^
レッスンご案内
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5月27日(土)残席2名 16時〜、18時〜
●京都レッスン
火曜〜土曜 11時〜20時
●オンラインレッスン
火曜〜土曜 11時〜20時
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ブログを読んで頂きありがとうございます!
はじめまして、姿勢と体の使い方指導アレクサンダーテクニーク講師の土橋です。
アレクサンダーテクニークとは楽で自然な姿勢や体の使い方を教えるレッスンです。
京都を拠点に活動し、現在はオンラインでもレッスンを行い、80名以上が参加するオンライン体操教室も主催しています。
これまで延べ1000人以上の方にレッスンを行ってきました。
主に腰痛や肩こりなど体の不調に悩む方に、体の痛みが起こらない姿勢や動き方を教えたり、音楽家やアスリートなどのパフォーマーに体を痛めることなくパフォーマンスを最大限発揮する体の使い方をお伝えしています。
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