出だしの音がなかなかしっくりこない。思うような音を出せない。管楽器の方なら出だしの音を外さないか不安。
という相談を受けることは多いです。
そこで今回は、「出だしから思うような音を出すために大切な意識の持ち方」についてお伝えします。
出だしの音が決まらないという方も、だんだん演奏しているうちに馴染んでくる。と言われる方が多いです。
ここでこの馴染むということがポイントになります。
つまり、曲の始めから馴染んでいれば思うような音が出しやすくなるのではないでしょうか?
それでは、「馴染む」とはどういうことなのでしょう?
演奏を続けていると、音がなり、身体や空間と共鳴します。
なんとなくその場の雰囲気もつかめてきます。
つまり自分がその場にいる、コミットするということが自然にできている状態になります。
これがその場の状況に馴染むということです。
場に馴染めるとその場に合った音を演奏を通して出しやすくなります。
それでは、このような状態を始めから実現するにはどうすれば良いでしょうか?
それはズバリ、実際に演奏する前から始まっていると思うということです。
どういうことでしょう?
あなたは演奏をするとき、構えたところからが始まりだと思っていませんか?
実はそれだと遅いんです。
よいしょと座ってから、それから構えて始めようという意識だと、演奏する前に動きが一旦止まっていることになります。
その止まった状態からスタートすると、当然いきなり始まる感が出ます。
そうではなく、座奏なら、座るときにどのように座る姿勢に入っていくか?
立奏なら、どのように歩いてきてどのようにその位置に立つか?
そこから始まりを意識していくんです。
そのように意識することで演奏の質が大きく変わります。
そして音の出だしの部分も、その前からの動きの連続として始めることができるので、初めからその場に馴染んで思うような音が出しやすくなります。
是非、意識してみてください!
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