身体の使い方のレッスンではどんなことを学ぶのですか?

こんにちは、身体研究家アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。

身体・意識の使い方を教え始めて10年以上が経ちました。

このレッスンを学ぶとどんな効果がありますか?と聞かれると、身体の痛みが解消したり、今まで出来なかった動きがスムーズに出来るようになったり、あがり症が改善したりと、具体的に答えることが出来ます。

でもこのレッスンってどんなことをするのですか?と言われると身体の感覚を伴うことなのでなかなか言語化することが難しかったです。

10年以上教えてきてようやく自分の言葉で伝えられるようになってきたので、今回はレッスンでどんなことを学のか?目指していくのか?をお伝えしたいと思います。

僕のレッスンでは主に次の3つのステップで身体・意識の使い方をお伝えしています。

1.本来の自分自身に戻る

2.望みを明確にする

3.身体に任せる

一つづつ解説していきます。

1.本来の自分自身に戻る

「本来の自分自身に戻る」

このレッスンの最も大事な要素であり、これを伝えていくのが僕の使命だと思っています。

「本来の自分自身に戻ってくる」ことを、別の言葉で言うと「身体と心が一致している」状態です。

これまで20年以上身体探求をしてきた結論は、身体とは心を容れる為の器だということです。

僕のやってきたことは、その心が快適にいられる為の器(身体)を整えることでした。

そして本来の自分自身に戻ってくるというのは、心が身体という容れ物にちゃんと収まっている状態のことです。

ですが現代人の多くは心と身体が一致していない状態にあると僕は感じています。

身体という器に心が上手く収まっていない大きな理由の一つは心が自由自在に移動できるからだと考えています。

心だけなら一瞬で地球の反対側にも月にも行けるし、気になっているコト、モノ、人になれこともできるし、過去にも未来にも行けます。

心は自由に創造的に活動できると言える、一方で心と身体はずれやすいとも言えます。

そして現代社会で身体と心が一致しなくなる大きな理由は、スマホやパソコンの影響です。特にスマホは中毒性が強く、心(意識)が画面の方に奪われてしまいやすいです。

だからずれるのは仕方ないとも言えるのですが、身体の収まるべきところにちゃんと心を戻してくる術を知っている必要があると思います。

身体と心がずれっぱなしだとしんどくなってくるからです。

本来私たちは寝ている時にちゃんと頭が停止することで心が身体に戻って回復していました。

でも最近は特にスマホやパソコン作業などによって意識(電磁波など)が脳に留まり、頭が休まらず、睡眠はとっていても心身が回復するということが十分出来ていない人が多いように思います。

 それでは、どうやって身体に心をおさめるのか?

身体の意識の観点から言うと、頭にある意識を胸に下ろしてくることです。

今は頭に自分(意識・心)がいると思っている、特に頭の前側に自分の意識の中心がある状態になっていることが多いです。

でも本来は、私たちの心(意識)の中心は胸にあります。

最近は、身体の使い方をガンダムに例えて説明しています。

ガンダムの胸の中にある操縦席に操縦者である自分の本体(心)がいて身体(手や足や脳)を操縦している。そんなふうに想像してみてください。

胸に心があり心身が一致すると、まさにそんな状態で自分の身体を使うことができます。

心身が一致すると、息をしていることがありありと感じられ、地に足がつき大地とのつながりを感じ、地球の恵みの循環の中で生きていることを実感できます。

ただ生きて息をしていることに幸せを感じられている状態です。

(※僕自身常にこんな状態でいるわけではありません。意識すればこういう状態になることができるということです。)

僕は身体・意識の使い方を長年学んできたことで、身体と心が一致していると感じられるようになりました。

だからこれは誰でも習得できる技術です。しかももっと効率的に。

何かをする際にまず自分の使い方を知って欲しい、その方がやりたいことがもっと楽しく快適にできるから!楽しく生きられるから!というのが僕の一番の願いです。

 

2. 望みを明確にする

動きは望みから生まれる

これが身体の動きのシンプルな原則です。

あれが見たいと思うから見るために身体が動く、あそこに行きたいと思うから歩く、この曲を弾きたいともうから練習する、全ての動きは望みが原動力です。

そして胸に心が収まって初めて、私たちは自分が何を望んでいるのかを明確にすることができます。

というのは頭に意識の中心がある状態だと、頭で考えていることなのか?心で想っていることなのかを区別することができないからです。

頭で考えていることと、心で想っていることは全く別物です。

頭は計算し、計画を立て、過去から未来を予測します。

心は、今起きていることを感じ、これから起きてほしい未来を望みます。

頭で考えることは、人間にとって必要で大切なことですが、そこを追求しても幸せにはなれません。

幸せとは心身が求めることを満たすことで感じるものだからです。

幸せに生きるためには、頭(思考)に使われるのではなく、心の望みに基づいて頭(思考)を利用するという観点が大切だと思います。

多くの人が自分が作り出した思考に振り回されてしまっています。

本当の意味で自分の心に従って生きるには、胸に心がある身体と心が一致している状態でいる必要があると僕は思います。

 

3. 身体に任せる

望みが明確になれば、本来身体は勝手に自然に動きます。

それは小さい子供を見るとわかります。

3歳くらいまでの子供は自分の欲求に素直に従って何も考えずとても自然に動きます。

望む→身体に任せる

基本はこれだけです。

ただ身体に任せるという部分が説明するのが難しいです。

考えて動くのではなく、感じて動くです。

望んだことが動き(振動・波動)となって、身体の内側から外側に流れていく。拡がっていく。

この動きの流れを妨げない身体の使い方を学習していきます。

ここで小さい子供がやるようなシンプルな動きは、あまり複雑な思考を使わなくても行えます。

でも動きが複雑になってくると最初は当然思考を使うわけです。

例えば楽器を弾くとき、この音を出すにはこの指でこの場所を押さえるというのは決まってて、初めはそれを頭で指示する必要があります。

この時に、頭で考えたことを心(胸)に下ろして、心から生まれる動き(振動)を全身に伝えていく。流していきます。

 少し余談ですが、アレクサンダーテクニークのレッスンでは身体を意識して動かす時、「意識する」とは言わず、思うという言葉を使います。

「身体を思う、身体の後ろ側を思う、背中を思う、足首を思う」などのように使います。

「身体を思う」ってちょっと変な表現に思いますよね?

英語(海外のアレクサンダーテクニーク)では身体を意識することをthinkingというそうですが、日本語に翻訳するときに「思う」という訳をつけたそうです。

なぜ思うというのか?

その答えは漢字が教えてくれました。

「思」という漢字は、上の田の部分が頭(幼児の柔らかい・軽い頭)を表しています。

そして下の部分は心です。

つまり「思」という漢字は頭で考えたことを、胸に下ろしてくる、又は心で発生したことを頭に送り想像させる、言語化させるというような意味があるのではないかと僕は解釈しています。

参考 [思]の字源:[字源]心臓が働いて気を出し入れする情景 

この話を知るまで僕も「身体を思う」という意味はよく分かっていませんでしたが、この訳は頭と心の関係を表した名翻訳だと思います。

余談でしたが、心で思ったこと、感じたことを全身に流して動きにする、これを身体に任せて動く、感じて動くと言っています。

これは単なるイメージではなく実際に動き(振動・波動)が全身にそして身体の外側に流れていきます。

 

 一方で「頭で考えて動く」というのは、初めの指示だけ頭を使えば良いのに、指示した後も身体に任せず頭で考え続けている状態です。

例えば、この指でこの鍵盤を押さえると指示した後も、ちゃんとおさえられているか。強さはこのくらいで良いか。とか余計なことを考え続けながら演奏している状態です。

これでは上手く身体は動きません。

思考(指示)は出来るだけシンプルな方が良いです。

望んだらあとは、身体に任せる以上なんです。

やった動きを振り返ったりするのは後からすれば良いんです。

動いている時はただ今ここに集中するのみです。

 

となんとかレッスンでお伝えしている内容を3ステップでまとめてみました。

まだまだ文章で分かりやすくとはいきませんが、色々なやり方でより噛み砕いて伝えていければと思います。

 

誰もが自分の使い方の説明書を読むことなしになんとなく自分を使うおうとしています。

でも始めに自分の使い方を知っておくと何事もスムーズに行えます。

是非全員に自分自身の取り扱い説明書を知ってから望むことをやってほしい!

そのほうがきっと楽しいです^^

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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12月22日(金)残席一名 16時〜

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ブログを読んで頂きありがとうございます!

はじめまして、姿勢と体の使い方指導アレクサンダーテクニーク講師の土橋です。

アレクサンダーテクニークとは楽で自然な姿勢や体の使い方を教えるレッスンです。

京都を拠点に活動し、現在はオンラインでもレッスンを行い、80名以上が参加するオンライン体操教室も主催しています。

これまで延べ1000人以上の方にレッスンを行ってきました。

主に腰痛や肩こりなど体の不調に悩む方に、体の痛みが起こらない姿勢や動き方を教えたり、音楽家やアスリートなどのパフォーマーに体を痛めることなくパフォーマンスを最大限発揮する体の使い方をお伝えしています。

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