こんにちは、アレクサンダーテクニーク教師の土橋健一です。
アレクサンダーテクニークのレッスンは、一言で言うと、身体の使い方を学ぶレッスンです。
なので、身体に意識を向けてもらったり、体のしくみについてお話をすることも多いです。
でもただ身体を意識すれば、パフォーマンスが向上するとは限りません。
そこで今回は、「パフォーマンスをアップにつながる体の意識の仕方のコツ」をお伝えします。
レッスンをしていて、まだ習い始めの生徒さんからよく言われることの一つは、パフォーマンスの為の技術的なことに加えて、体のことを意識するのは、意識することが多くて忙しい!という内容です。
確かに、技術的なことも、体のこともと、意識することを足し合わせていくという考えだと、あれもこれも意識しないといけないので忙しいという考えになりやすいと思います。
ですが、これは考え方が違います。
意識することを足していくのではなく、一つの意識(考え)にするんです。
例えば、楽器を演奏する人の場合で言うと、演奏に必要な技術的なことを意識する、そして曲のイメージも考える、そして体のことも意識するというふうに、意識することを「そして」で足しあわせていくのではなく、
演奏するために、身体全部の関節が動けて、そうすることで演奏に必要な動きができて、そうすることで、やりたい音楽を表現することができて、それを観客と一緒に楽しむことができる。
というふうに、一つの考え(意識)だと思うんです。
ニュアンスの違いがわかるでしょうか?
より良いパフォーマンスをするために体をどうやって使うかを意識するんです。
それはつながっている一つのことです。
こういうことを文章だけで表現するにはどうしても限界があります。
もっと知りたい、体感したいという方は是非一度レッスンを受けてみてください。
[br num=”1″]
コメントを残す