身体革命アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。
質問を頂きました。
管楽器奏者の方からの質問:
「合奏中に隣の演奏者が緊張しながらしんどそうに演奏していて、こちらまでしんどくなってきます。どうしたら良いでしょうか?」
この質問者の場合は、隣の演奏者が先輩の方で、関係性上なかなか直接には伝えることはできない状況とのことでした。
これはあるあるですよね。他の生徒さんからもよく頂く質問です。
早速お答えしていきます。
緊張もリラックスも場全体に伝わる
場の緊張感や空気感はその場にいる人全員の状態が関わっています。
誰かが緊張していれば、その緊張は場全体に伝わります。
でも逆に言えば、誰かがリラックスしていればそのリラックスは場全体に伝わるということです。
そしてこの質問への答えのポイントも、質問者自身がまずリラックスすることにあります。
その為にはこの状況の捉え方を変える必要がありました。
それは、「隣の人が緊張してしんどそうに演奏しているから、質問者が緊張するのではなく、
そのしんどそうな演奏に、反応してイライラしているから質問者が緊張する」のだということです。
自分の状態は、出来事に対する反応の仕方への結果なのです。
少なくとも状況を変化させる為にはこのように考えることが必要です。
さて、このように状況を捉え直した上で、次のステップは状況をニュートラルに観ることです。
隣の演奏者が緊張してしんどそうに吹いているというのは、こちらの評価判断(決めつけ)です。
楽そうとかしんどそうとか関係なく、「隣の演奏者はただそのように演奏している」というのが事実です。
「緊張してそう」「しんどそう」というのは、案にその演奏を否定している可能性があります。
人は否定されていると感じると、不安を感じ余計に緊張しやすくなります。
言葉で言わなくても、無意識レベルで感じとっています。
隣の演奏者も、周りの方からの否定のエネルギーを感じて、より緊張してしまうという悪循環が生まれていたかもしれません。
なので、出来るだけ、評価判断せずに否定的に見ることをやめる、ありのままを見ようとする(聞こうとする)
まるで小さい子供がイタズラしたり、色々失敗したりするのを母親が優しく見守っているような感じです。
そうすることで、少なくとも質問者自身のイライラからくる緊張はなくなり、リラックスしてきます。
そして上手くいけば質問者のリラックスが隣の演奏者に伝わって、隣の演奏者の状態も変わってくるかもしれません。
ということで今回は、隣の人が緊張して演奏している時に、直接コミュニケーションが取るのが難しいという条件の中で出来る対処法をお伝えしました。
似たような状況があればあなたも是非試してみてください^^
最後まで読んでいただいてありがとうございました。
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ブログを読んで頂きありがとうございます!
はじめまして、姿勢と体の使い方指導アレクサンダーテクニーク講師の土橋です。
アレクサンダーテクニークとは楽で自然な姿勢や体の使い方を教えるレッスンです。
京都を拠点に活動し、現在はオンラインでもレッスンを行い、80名以上が参加するオンライン体操教室も主催しています。
これまで延べ1000人以上の方にレッスンを行ってきました。
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