こんにちは、アレクサンダーテクニーク教師の 土橋健一 です。
先日、ある整体の勉強会・お話会に参加してきました。
今の気持ちを隠さずにそのまま言ってみよう♪
そこで、「人前であがらずに話すにはどうしたら良いか?」という話題が出ました。
あがる人というのは、何かを隠そうとしている。
「良いところを見せたい」
「ダメなところを見られたくない」
「良く思われたい」
といった気持ちが強い。
だからあがらずに話す為には、緊張している自分の状態をありのままに話せば良いよ。ということでした。
「大勢の人の前で話すのが苦手で、今すごくあがっています。」
「今、すごく緊張していて、実は脚がプルプル震えているんですよ。」
「緊張しすぎて、頭が真っ白になっています。」
など、
今起こっていること、今の気持ちを隠さずにそのまま言ってしまうんです。
そうすると、今ここに意識が戻り、その流れでそのまま話していくことができます。
アレクサンダーテクニークのレッスンでも全く同じこと言います。
改めて、意識の使い方や体の使い方って共通するんだなと思いました。
伝わる声を出す方法
もう一つ出たお話は、「声を良くする方法」についてです。
自分の声や周りの音を聞きながら話すと、相手に届く声になる
話している時って、話の内容や、相手の方へ意識が行きがちになりませんか?
実はそうすると、今ここで起こっていることから意識が離れている状態になります。
ここで、自分の声や、周りで起こっている声が聞こえているということを思いだすと、「今ここに」意識が戻ります。
そうすると、体はその状況に必要なことをしようと適切に働き出し、パフォーマンスも上がります。
これは話すときだけでなく、例えば演奏家の方が、自分が出している音に改めて意識を向けてみるというふうにもに応用できます。
話している時は、当然自分自身にも声が聞こえているはずですが、そのことを意識することってあまりないと思うんです。
同じように、演奏家の方が演奏することで当然音は出ているのだけれど、その音を本当には聞いていないということは意外と多いです。(過去の記憶で音を捉えている。)
自分の声や周りの音を聞いたり、演奏している時の音に意識を向けるのは、自分自身や空間全体を思い出すことにつながります。
このように今ここに意識を向けることで、あなた本来のパフォーマンスが発揮されます。
誰かと話すとき、日常の中で気軽に使える方法なので、皆さんも是非試してみてください^^
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