こんにちは、身体研究家・アレクサンダーテクニーク教師の土橋です。
先日からご案内してい身体の使い方マスター講座のお申し込みをスタートしました。
本日より5日間のご案内です。
対面5名、オンライン5名の限定募集です。
興味のある方はお早めにお申し込みください。
さて、今回は「7つの習慣」(ステーブン・R・コヴィー)を手がかりに身体の効果的な使い方の原則を紹介していくシリーズ6日目です。
7つの習慣の第5の習慣は「まず理解に徹し、そして理解される」です。
これも、コミュニケーションにおいて最重要な考え方ですね。
そしてこのお題から浮かんだ「身体の力を効果的に発揮する原則⑤」は
まず自分の使い方を理解する
です。
自分の使い方を理解する<身体の力を効果的に発揮する原則⑤>
「まず理解に徹し、そして理解される」
円滑なコミュニケーションをする上で本当に大切な考え方だと思います。
ここでは少し視点を変えて、相手のことを本当に理解するために大切なことは何か?ということを考えたいと思います。
それは結論、自分のことを理解している必要がある、ということではないでしょうか?
自己理解が出来ている分だけ、相手の考えと自分の考えの共通する部分が分かり、相違する部分が分かる。
相手の話を聞いたり、話したりすることが上手な人は総じて自己理解が深い人が多いように思います。
そして身体に関して言えば、誰かに身体のことを指導するときに、自分の身体の使い方を理解していることは必須であり最重要です。
アレクサンダーテクニークの創始者、F・M・アレクサンダーさんの最初の著書は「自分の使い方」という本でした。
アレクサンダーさんは、自分の発声障害の問題を解決するために、自分の使い方を7年以上も探求し自分自身の力で発声障害を解決されました。
身体の指導のプロなら、自分の身体の使い方が分かっているのは当たり前と思われるかもしれません。
でも実は残念ながら身体の指導をしたり、治療をしたりする人達でも、本当の意味で自分の身体の使い方を理解している人はごくわずかです。
たとえ身体の知識には詳しくても、自分の身体の状態を整えたり、自分でパフォーマンスを向上させたりするのはなかなか難しいことです。
実際治療家やトレーナー、ヨガ講師といった方でもご自身の身体の問題に悩まされている方は多いですし、僕のレッスンにもそういった方が沢山来られます。
自分は出来なくても人には言える、なんてことがあるのと同じように、自分の身体の状態が分かっていなくても、人の身体のことは分かったり、どうにか治せてしまったりするものなのです。
ですが、そういった場合は、自分(施術者)が疲れてしまったり、壊れてしまうということが起こりやすいです。
自分を犠牲にして他人を救っているという状態です。
他者に貢献するという意味では素晴らしいのですが、やはり自分がハッピーでないというのは悲しいことです。
自分も他人も両方が幸せになる(win-win!)には、まず自分の使い方から始める必要があるのです。
直接身体のことを指導する職業でなくても、人に教える(関わる)仕事をする人全てに同様のことが言えます。
どんな教える仕事している人でも、あなたの身体の状態(あり方)が全て、生徒に伝わります。
生徒が上手く表現できなかったり、上達が遅い原因は実は講師の身体の状態(あり方)に原因があることが多いのです。
逆に、自分の身体の状態(あり方)を良くしていくと、生徒もどんどん変化し上達していきます。
まずは自分の使い方を理解するところから始めましょう。
身体の力を効果的に発揮する原則⑤
自分の使い方を理解する
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
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