パフォーマンス向上に大切なこと。正しい方法で行えば必ずパフォーマンスが上がるとは限らない。

こんにちは、土橋です。

今回は、特にアーティスト、アスリート、パフォーマの方に役立て頂けるお話です。

正しい方法で行えば必ずパフォーマンスが上がるとは限らない。

僕のレッスンでお伝えすることの一つは、身体の正しい関節の場所や動きをお伝えして、本来の身体に構造に沿った自然な動きを実現することです。

例えば、背骨の一番上はどこか?

腕の付け根はどこか?

手首の楽な使い方など多くの場合、様々な身体の動かし方の誤解があります。

初めて、このような身体の誤解が解け、正しい動き方が分かった時、多くの人は痛みがなくなったり、動きやすくなって、「こんなに楽に動けるんだ!」と感動します。

でも、2回目に同じ情報を伝えても、初めて伝えた時のような変化が起きなかったり、感動が少なくなったりします。

この違いの要因には、「もう知っているから」「一度聞いたことがあるから」という気持ちが大きく関わっているように思います。

大切なのは、新鮮な気持ちになれるかどうか

僕たちは、新しい情報、自分の知らない情報に魅力を感じます。

そして、初めて知る情報を聞いて大きな変化を感じたり、何かの気づきがあった時に、新鮮な気持ちになり大きくパフォーマンスが向上します。

パフォーマンス向上をさせる為には、体本来の構造を知って正しく体を使うということももちろん大事ですが、この「新鮮な気持ち」が起こるようにすることがそれ以上に大切です。

その為にはどうすれば良いか?

まずは、私たちが「もう知っている」「完全に分かった」ということは何一つない。ということを自覚することです。

身体の動きで言うと、「肘を曲げる」という一つの動作をとっても、その時の腕の筋肉のハリや、気持ちが焦っているか、落ち着いているか、など心身のコンディション全てが影響します。

同様に音楽をする人が、曲を演奏する場合も、全く同じ演奏になるということはないと思います。

何をする時も、毎回初めて出会うかのような新鮮な気持ちで取り組むことが大切です。

身体の使い方をお伝えするときも、動き一つ一つがそれほど複雑なわけではありません。

レッスンで同じことを何度も繰り返し伝えることも多いです。

この時に、僕自身が新鮮な気持ちになれるように、工夫して色んな角度から伝えるのが大切だと思っています。

この気持ちが生徒さんにも伝わり変化を促します。

パフォーマンス向上の為に練習に取り組む方は「新鮮な気持ち」をなるにはどうすれば良いか?を考えてみてください。

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講師の縄田より
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私がフェルデンクライスメソッドを始めたのは、今から約10年前54歳の時です。

運動音痴、運動嫌い、運動習慣なしの私でしたが「このままだんだん年を取っていくと、いろんなところが痛くなったり動かなくなったりするんだろうなあ、さすがになんかしないとなー」と良い方法を探すために体関係の本を数冊読みました。

その中のフェルデンクライス博士の本に感銘を受け、メソッドを学び始め、その後教えるようにまでなりました。

当初の目的通り、現在どこにも痛みはなく、動かなくて困るところはありませんし、10年前より、いや今までの人生の中で一番動けてます。

生徒さん達も、腰痛、ひざ痛、股関節痛、肩コリ、首の痛み、五十肩などが改善したり、動かせなかったところが動かせるようになられています。オンライン体操教室の中でも。

なぜ、他の方法では改善しなかったものまで、こんなにも早く、しかも気持ち良く、改善できたのでしょうか?

深遠なフェルデンクライスメソッドのごく一部ですが、そんな話と実際のレッスンを行います。
 
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