こんにちは、土橋です。
先日、ヴァイオリンの体験レッスンに行って来ました。
以前からやりたくて自分のヴァイオリンも持っていたのですが、部屋に飾ったままになっていました。
レッスンは、ヴァイオリン愛にあふれる先生で、情熱がすごく伝わって来ました。
体験レッスンを受けてみた率直な感想は、「大変!難しい!」でした^^;
そもそもヴァイオリンは構えること自体が、大変な楽器だと思います。
その中で腕の位置、指の位置、弾き方、角度など色々な約束事を守ろうとするとかなり大変です。
そこで、自分だったらどう教えるだろう?と考えてみました。
それは、まずシンプルにヴァイオリンを弾くために必要なことを考えるということです。
まず必要なのは、弓を弦に当てることです。
そして最初の基礎の一つは弦を弓に垂直に当て続けながらアップとダウンが出来るようになることでしょう。
本来はその動きをやろうとすると、肘の位置や角度、指の形などは自然に決まってくるはずです。
ただこの時体の使い方に無理があると、必要な腕の動きや角度をとるのに余分な負荷がかかってしまいます。
それが演奏時の固さや体の痛みの原因になります。
でもここで、体が本来の構造に沿ってどのように動くのかということを知っていると、最初から体に負担をかけず演奏することができます。
一般的に何か新しく楽器を始めるときは、始めは固くなるのは仕方ない、慣れてきたらだんだん余計な力も抜けてくる、という考えで教えている先生も多いのではないでしょうか?
確かにその通りだとは思います。
ただ、先に書いたように、まずシンプルに楽器の演奏に必要なことを考える。
そしてそのために必要な体の使い方を知っていれば、最初から楽で自然なやり方で演奏技術を身につけられるという可能性もあるということを知っておいて頂きたいんです。
基礎を身につけるために形から入るというのは、大切なことだと思います。
でも体の大きさや関節の柔軟性は人によって様々です。
だから全員が全員全く同じ構えや弾き方になるわけではありません。
どういう必要性があってその形になるのか?
その形になるために体をどのように使えば良いのか?
ということまで考えていただくと、初心者の方にも余分な負荷をかけずよりシンプルに演奏技術を伝えられる可能性が見えてきます。
体の使い方を知ることで、一人一人に合ったベストな演奏方法を見つけることができるようになります^^
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