こんにちは、土橋です。
今回は、自分の持つ前提によって、変化の仕方が変わってくるというお話です。
「思っている通りに身体は動こうとする」
これはレッスンの基本的な考え方の一つです。
ですので、その人が自分に対してどのような考えを持っているか?がそのまま動きに表れます。
例えば、
「私の体はとても歪んでいる、だから歪みを直さないといけない。
そうしないと思っているように動くことはできない。思うような表現は出来ない。」
そのように思っていると、自分の身体が常に歪んでいて悪い状態になっているという前提を持っていることになります。
常に不完全な良くない状態からスタートするわけです。
一方、アレクサンダーテクニークのレッスンでは、
「私たちの身体は自由に動く為に完璧にデザインされている」
前提としてそのように考えています。
ちなみにこのように考える理由の一つは、私たちの骨格がそのようにデザインされているからです。
全ての骨格は関節を作る部分で丸くなっています。
関節面が凹凸になっていたり、蝶番になっていたりととにかく丸いです^^
丸くなっているということは、固定せずに動き続けるということです。
ですので解剖学的にもこの前提は信頼できるものと言えると思います。
体のことに限らず私たちは、自分自身や物事に対して様々な前提を持っています。
(この前提というのは、信念や思い込みとほとんど同じ意味です。)
・私は関節が固い。
・私はリズム感がない。
・私は大抵のことが人より不器用だ。
・私は理想のパートナーと決して出会うことができない。
などなど、人によって色々な前提を持っています。
でもその前提は本当でしょうか?
ここでNLPという実践心理学の基本前提というものが素晴らしいので紹介したいと思います。
今回は、実はこれを紹介したかったんです。(笑)
アレクサンダーテクニークのレッスンの前提となる考え方と共通しているところが多いです。
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1、地図は領土ではない。
(事件は会議室で起きているのではない、現場で起きている。例えば解剖学の知識があっても、その知識を自分の身体感覚で認識しているのとは別のこと。)
2、人は常に現在可能な最善を尽くしている。
3、他者の世界地図を尊重することはコミュニケーションの根本条件である。
(世界地図というのは、信念や価値観、考え方といったもの脳内にあるマップです。)
4、あなたが相手から受け取った反応があなたのコミュニケーションの成果である。
(コミュニケーションの意味は受け取る反応にあります。)
5、私たちが現実を体験する方法を変化させる能力は、現実の内容そのものを変化させることよりも効果的であることが多い。
6、人は効果的な変化のために必要なリソースをすでに持っている。
7、誰かにできることなら、他の(あなた)にもできる。あとはやり方を知るだけ。
8、心と身体は有機的なシステムである。
(アレクサンダーテクニークでいうところの心身統一体)
9、何も選択しないよりも何かを選択した方が良い。何でもいいから。
(建設的意識的に生きる!)
10、失敗はない、フィードバックがあるだけ(全ての結果は何らかの達成である。ただ、与えられた課題や内容について望んでいたものであるか、そうでないか違うだけ)
11、「問題」「制限」とは、機会である。
12、すべての行動には肯定的な意図がある。そして、すべての行動には役に立つ場面がある。
(NLPラーニングプラクティショナーコーステキストより抜粋)
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なんだか勇気が湧いてくる前提だと思いませんか?^^
深いいい言葉たちです^^
あなたも自分の持っている前提を是非一度見直してみましょう♪
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